のかんぞうのポケモンやるんぞう

ポケモン(ビデオゲーム、カードゲーム)やってます。検索用 熊本/ポケモン/ ポケモンカード/ポケカ

~はじめよう、ポケモンカード~コロコロコミック1月号付録のイワンコ全力デッキを改造する(ルガルガンGXデッキ)

2016年12月15日に発売されたコロコロコミック1月号を付録のイワンコのシリアルコード目当てに購入したゲーム勢のみなさん、アローラ!同じく付録のイワンコ全力デッキを図らずしも手に入れて「ポケモンカード始めてみようかなー」と思っていることだと思います。今回はこのイワンコ全力デッキを使ったポケモンカード初めての人のためのデッキを紹介します。

 

~そもそもルガルガンGXってつよいの?~

つよいです。「かみくだく」というワザは相手のエネルギーをトラッシュすることができるので相手はポケモンにワザを使うために必要なエネルギーをつけることが難しくなります。ワザ「アクセルロック」は3エネで120ダメージのワザでこれも優秀です(ポケモンカードは3エネで100ぐらいでたら強いです)。また、GXワザ「ガルファングGX」は3エネ200ダメージの大技で打点アップなどと合わせて相手のGXポケモンを一撃で葬ることのできるスペックを持っています。今回は付録での採録となりましたが、これがパックに封入されていたなら最初の頃は一枚5、600円くらいで売られるぐらいのカードだと思います。

 

ポケモンカードを遊ぶのに必要なもの~

  1. デッキ ポケモンカードにはスタンダード(60枚デッキ)とハーフ(30枚デッキ)というルールが存在しますが、よく行われているのは60枚デッキのスタンダードです。イワンコ全力デッキは60枚で構成されているのでスタンダードに対応しています。
  2. ダメカン イワンコ全力デッキについていた10、50などと数字の書かれた丸い紙がダメカン(ダメージカウンター)です。GXマーカーも用意しましょう。
  3. コイン 付録についていたコインは紙製なのでお勧めしません。友達から借りるか、硬貨やサイコロなど代用できるものを用意しましょう。
  4. スリーブ ポケカに限らずカードゲームでは、カードを保護するために使います。保護する目的に加えてシャッフルがとてもやりやすくなるのでつけたほうがいいです。
  5. 友達 対戦相手がいないとなにもできません。
  6. ルールの把握 ポケモンカード公式サイトでも確認できますが、既に友達がポケカをやっているなら教えてもらうのもいいと思います。

f:id:nokanzou:20161215234757p:plainf:id:nokanzou:20161215234647p:plain

~イワンコ全力デッキの内容~

ポケモン(20)

イワンコ×3

ルガルガンGX×1

ニャビー×2

バクガメス×2

キバニア×2

サメハダー×1

ヒドイデ×1

ワンリキー×1

ジガルデ×1

レックウザ×1

ツツケラ×1

ヌイコグマ×3

キテルグマ×1

 

トレーナーズ(20)

イリマ×1

ククイ×2

ハウ×4

ハイパーボール×1

モンスターボール×2

スーパーボール×2

エネルギー付け替え×1

きずぐすり×2

クラッシュハンマー×1

ポケモン入れ替え×2

ポケモンキャッチャー×2

 

エネルギー(20)

基本炎エネルギー×8

基本水エネルギー×6

基本闘エネルギー×6

 

公式サイトにお勧めとして書いてある「ポケモン:トレーナーズ:エネルギー=20:20:20」の比率をきれいに守ってありますが、強い人たちが使っている実際のデッキは「ポケモン:トレーナーズ:エネルギー=10:40:10」ぐらいです(超大雑把)。トレーナーズはサポート、グッズ、スタジアム(イワンコ全力デッキにはスタジアムは入っていません)の3種類に分けられます。このデッキの大部分を占めるトレーナーズの効果でドロー(山札からカードを引くこと)をしたり山札から好きなカードを持ってきたりします。やってみるとわかりますがこのままのデッキだと手札にエネルギーばっかりきたりしてなかなか勝てません。

 

~イワンコデッキ改造例(コロコロを2冊買った人向け)~

ポケモン(15)

イワンコ×4

ルガルガンGX×2

レックウザ×2

ヌイコグマ×3

キテルグマ×2

ジガルデ×1

バクガメス×1

 

トレーナーズ(30)

ハウ×4

ククイ博士×4

イリマ×2

ハイパーボール×2

モンスターボール×4

スーパーボール×2

ポケモンキャッチャー×3

きずぐすり×3

クラッシュハンマー×2

ポケモン入れ替え×2

エネルギー付け替え×2

 

エネルギー(14)

基本闘エネルギー12

基本炎エネルギー3

 

大きな改造点としてはタイプを大きく偏らせました。いろんなタイプのポケモンとエネルギーを入れてしまってなかなか必要なエネルギーを引けずワザが打てないというのは初心者の人にありがちなことです。今回は主役をルガルガンGXにしていますから、メインを闘ポケモン、闘エネルギーにしました。バクガメスが入っているのは無色エネルギー2個でワザが打てる炎ポケモンであるからです。無色エネルギーはどんなエネルギーでもいいので、闘エネルギーをバクガメスに2枚つければワザ「のしかかり」が打てちゃいますので、エネルギーのタイプに困ることがありません。このデッキの主な戦い方は

  1. ルガルガンGXのワザ「かみくだく」で相手のエネルギーを破壊しつつ攻撃し(エネルギーがないポケモンはワザを使えません)、タイミングを見計らって「アクセルロック」や「ガルファングGX」を使います。GXワザは対戦中一度しか使えないことに注意しましょう。
  2. レックウザのワザ「ターボストーム」で攻撃しながらベンチのポケモン(お勧めはルガルガンGXやジガルデ)にエネルギーをつけましょう。エネルギーは1ターンに一度しかポケモンにつけれませんが、ワザでエネルギーを2枚つけることで1ターンに3枚もエネルギーをつけることができます。注意点はトラッシュに基本エネルギーがないとワザでエネルギーをつけられないので、ハイパーボールなどでトラッシュしておきましょう。

の2パターンです。キテルグマは進化時に山札を引く特性「あらかせぎ」があるので進化させて山札を引くのに使います(もちろんワザも十分つよいです)。ルガルガンGXのワザで相手のエネルギーを破壊できますし、クラッシュハンマーでもエネルギーを破壊できますのでうまくいけば相手はワザを使えない試合展開も可能です。このくらいのデッキならばポケモンカードを十分楽しめます。

 

~イワンコデッキ改造例(コロコロを3冊買った人向け)~

ポケモン(16)

イワンコ×4

ルガルガンGX×3

レックウザ×3

ヌイコグマ×3

キテルグマ×3

 

トレーナーズ(30)

ハウ×4

ククイ博士×4

イリマ×2

ハイパーボール×3

モンスターボール×4

ポケモンキャッチャー×3

きずぐすり×3

クラッシュハンマー×3

ポケモン入れ替え×2

エネルギー付け替え×2

 

エネルギー(14)

基本闘エネルギー14

 

ルガルガンGX、レックウザ、キテルグマの枚数を増やしてその他のポケモンを外しました。戦い方は2冊デッキの時と同じですが、ハイパーボールの枚数を増やしているので戦いやすくなっていると思います。

 

~応用編~

コロコロコミック2冊分でも十分強いデッキができますが、使っているうちに「強いデッキにしたい!」と思ってくるはずです。しかし最初のうちはお金のかかる強化はやりにくいと思うので、このイワンコ全力デッキに入れて大幅な強化ができ、かつ安価なカードを紹介します。

  1. サポート「プラターヌ博士」(おすすめ度★★★★★) 手札をすべてトラッシュし、山札から7枚引く効果を持つどんなデッキにも1枚は入っているカードです。このイワンコデッキなら4枚入れたくなるカードです。たいていのスターターデッキに入っていたりするのでポケカやっている人にお願いしたら安価で譲ってくれるはずです。(例:ハウ×4→プラターヌ博士×4)
  2. グッズ「ハイパーボール」(おすすめ度★★★★★) イワンコ全力デッキにも入っていますが、デッキに4枚入れたいカードです。手札を2枚トラッシュして山札から好きなポケモンを持ってこれる効果を持つので、進化ポケモンが多いこのデッキにはぴったりのカードです。(例:モンスターボール×2→ハイパーボール×2)
  3. サポート「サナ」(おすすめ度★★★★★) 手札を山札に戻し新たに5枚引くカードですので、後で使いたいカードが手札にある時に使うと効果的です。ポケモンカードに慣れてくるとNというカードを使いたくなってきますが、サナはプラターヌ同様簡単にてにはいるので★5つ。(例:イリマ、スーパーボール→サナ×4)
  4. グッズ「ちからのはちまき」(おすすめ度★★★★☆) グッズの中でもポケモンにつけて効果を発揮するポケモンの道具です。ちからのはちまきはポケモンにつけるだけでダメージが+20される強力なカードです。上3つとは異なり多少の値段がついているので★4つです。(例:ククイ博士×2→ちからのはちまき×2)
  5. サポート「コルニ」(おすすめ度★★★★☆) 闘ポケモンとグッズを一枚ずつ山札から持ってこれる闘デッキ専用のカードです。コルニを使えばルガルガンGXとちからのはちまきを持ってくることも可能ですから、自分の場を一気に整えることができます。2枚か3枚あると十分ですが、100円~300円ぐらいすることを考えたら★4つです。(例:ポケモンキャッチャー、エネルギー付け替え→コルニ×2)
  6. サポート「フラダリ」(おすすめ度★★★★☆) 相手のベンチポケモンをバトル場に呼び出すことのできるカードです。ポケモンキャッチャーと異なりコインを投げる必要がないため安定した動きができます。2枚ほど入れてあるデッキが一般的で、1枚100円~300円くらいするので★4つです。(例:ポケモンキャッチャー→フラダリ)
  7. 特殊エネルギー「ストロングエネルギー」(おすすめ度★★★☆☆) 闘ポケモンにしかつけられない特殊エネルギーですが、つけたポケモンのワザのダメージが+20される強力な効果を持ちます。ちからのはちまきと併用すると+40にもなるのでルガルガンGXのワザがより強力になります。しかしストロングエネルギーをデッキに入れると、これをつけられない闘タイプ以外のポケモンを入れることが理にかなわなくなってしまい、結果的にレックウザやキテルグマといったポケモンたちを闘ポケモン(例:ルカリオEX、ジガルデEX、メレシーBREAKなど)に変える必要が出てきます。そういった意味では費用のかかるカードでありますので★3つです。ただ、めちゃくちゃ強いので多少お金がかかってもいいという方は手に入れてください。おすすめはパーフェクトジガルデデッキの購入です。(例:基本闘エネルギー×4→ストロングエネルギー×4)
  8. スタジアム「灼熱の大地」(おすすめ度★★★★☆) スタジアムのカードです。ポケモンカードのデッキにはスタジアムのカードの効果を利用する強力なデッキが存在しますので、自分のスタジアムは相手のスタジアムを消すという意味もあります。灼熱の大地はその効果により手札から闘エネルギーをトラッシュすることで2枚ドローできます(トラッシュしたエネルギーはレックウザのワザでベンチポケモンにつけましょう)。カードゲームは基本的にたくさんドローできるとつよいので、サポートを使わずドローできるこのカードは優秀なカードであるといえます。(例:エネルギー付け替え、きずぐすり→灼熱の大地×3)
  9. グッズ「すごいつりざお」、「せいなるはい」(おすすめ度★★★★☆) イワンコ全力デッキには、トラッシュにあるポケモンやエネルギーを山札に戻す手段がありません(普通のデッキには何かしらの手段があります)。そのためルガルガンGXが一度トラッシュに行ってしまうとその試合ではもう使えないわけですが、それを解決するのがすごいつりざおとせいなるはいです。すごいつりざおは基本エネルギーとポケモンを合計3枚、せいなるはいはポケモンを5枚山札に戻す効果があります。好みに応じて選ぶといいと思います。個人的に好きなのはすごいつりざおです。(例:モンスターボール、スーパーボール→すごいつりざお×2)
  10. グッズ「バトルサーチャー」(おすすめ度★★★☆☆) トラッシュからサポートを手札に加えることのできるカードです。一度使ったサポートを再利用したり、プラターヌ博士のまき沿いになったサポートを回収したりとなにかと役に立つカードで、強い人のデッキにはほとんどといっていいほど入っています。ですが、かなりお高め(600円くらい)なので最初は手が出しにくいと思います。もっと強くなりたい!勝ちたい!と思ってから入手してでも遅くはないカードなので★3つ。

 

他にもおすすめしたいカードはたくさんありますが、カードを眺めて「これはいい組み合わせなんじゃなかろうか?」と考えるのもカードゲームの楽しみの一つなのでこの辺にしておきます。また、ネット上にはたくさんの方がデッキレシピを公開してくださっているのでそれを参考に組むのもありだと思います。質問などあればコメントやツイッターで気軽にきいてください。カードも始めてポケモンライフを送りましょう!

 

※上で紹介したカードがほしいという人は今ならプレミアムトレーナーBOXという商品を買えば大抵そろいます。

 ※ここに書いてあることはすべて個人の意見ですので、あくまで参考程度にとどめておいてください。

 

 

ほんきをだすデッキ(スーサイドカビゴンGX)

第46回テラバルジムにて後輩のおっぺしゃん君(@405_luxray )に投げたカビゴンGXのデッキです。彼は準決勝で私を倒し、決勝では敗れたものの見事準優勝という結果を残してくれました。本気をだした彼は私にも止めることはできませんでした。

f:id:nokanzou:20161212135728p:plainf:id:nokanzou:20161212135725p:plainf:id:nokanzou:20161212135732p:plainf:id:nokanzou:20161212135736p:plainf:id:nokanzou:20161212135719p:plainf:id:nokanzou:20161212135723p:plainf:id:nokanzou:20161212135740p:plain

ポケモン(15)

カビゴンGX(SM-P)×3

ケンタロスGX(SM1M)×1

ヒンバス(XY-2)×3

ミロカロス(XY-2)×3

スリープ(XY-10)×2

スリーパー(XY-10)×2

シェイミEX(XY-6)×1

 

トレーナーズ(33)

プラターヌ博士×4

N×3

ミツル×3

エリートトレーナー×1

フラダリ×1

 

ハイパーボール×4

トレーナーズポスト×4

バトルサーチャー×4

闘魂のまわし×2

バトルコンプレッサー×2

ネストボール×1

ポケモン入れ替え×1

せいなるはい×1

 

灼熱の大地×2

 

エネルギー(12)

基本炎エネルギー×8

ダブル無色エネルギー×4

 

~デッキ選択の理由~

後輩の彼は人柄もよくみんなの人気者。だけどちょっとおっちょこちょいな面もあったりします。「たまには彼のほんきを見てみたい」そんな思いからこのデッキは生まれました。

 

~採用理由~

カビゴンGX×3

一枚5000円くらいするシェイミEXを超える高級カード(大嘘)。GXワザ「ほんきをだす」でほんきを出してもらいます。一度たてばなかなか倒されない、というか、倒される前に倒してしまうのでそのまま無双することも可能です。ゲームのサン、ムーンの早期購入特典のカードなので、持っていない方はゲームを買いましょう。

 

ケンタロスGX×1

今回の残念GXと言われていますが、壁としての性能はなかなかです。つのでつくも結構強い。

 

ミロカロス3-3

ミロカロスの特性「エナジーグレイス」を使ってカビゴンにエネルギーを3つ付け、ダブル無色エネルギーを貼ることで最速1ターンでほんきをだせます。めちゃくちゃつよいです。前のカビゴンが気絶した際のリカバリーの速さにも注目です。エナジーグレイスを使う同様の手順ですぐにほんきを出せます。ギミックとしては旧裏のスライとまったく同じですが、強い点はエネルギーをトラッシュしなくていいところにあります。ミロカロスでサイドを一枚献上しますが、カビゴンはHPも高い、攻撃力も高い、その上相手は眠りなので非常に場持ちがいいポケモンとなっています。そのため、カビゴン一匹で4枚サイドをとることも容易です。

 

スリーパー2‐2

だれもが考え付くこの組み合わせ。特性「グッナイベイビー」で眠りにし、とどろくいびきを使います。ダメージが180なのでほとんどのポケモンを一撃で倒せますが、仮に生き残ったとしても相手は1/2で行動できません。

 

ミツル×3

ミロカロスやスリーパーをすぐ立たせるために採用。使った本人曰く2枚でいいそうです。

 

エリートトレーナー×1

エナジーグレイスからのエリートトレーナー最強やん!と思って採用しましたが、使った本人曰く「いらない。ククイ博士がいい」だそうです。確かに1枚しか入れていないなら成功率も低いでしょうし、それより打点を上げてとどろくいびきで210出せるククイ博士のほうがいい気がします。

 

フラダリ×1

目の前のポケモンを踏み倒していくだけのデッキなので1枚だけの採用にしています。もちろん2枚あると相手が後ろで育てているアタッカーを倒すことができるので2枚でも十分ありですが、今回はコンボを成立させることに重きを置いて1枚の採用です。

 

トレーナーズポスト×4

デッキの回転をよくするために入れています。これでとにかく必要なカードを引きにいきます。 

 

ネストボール×1

お試しで入れてみた新カード。カビゴンGX、ミロカロス、スリーパーとそろえたいポケモンが多いのでボールをもう少し採用したいと思ってネストボールを選択。1枚なのは1枚しかもっていなかったからです(2枚いるかどうかといわれるといらないかもしれませんが)。カビゴンGXをはじめたねポケモンを無償で呼べるのは強い。

 

闘魂のまわし×2

カビゴンが要塞化します。カビゴンは2匹たてば十分なので2枚にしています。

 

バトルコンプレッサー×2

基本炎エネルギーや当分使わないサポートなどを落としていきます。2枚なのは1回使えれば十分であり、序盤に1回は使いたいカードであるからです。

 

ポケモン入れ替え×1

後輩によるとあと一枚ほしいそうです。やはりカビゴンの圧倒的パワーを前にして、スリーパーやエネなしカビゴンをフラダリされることが多かったようです。

 

せいなるはい×1

釣り竿のほうがいいようです。エネルギーはエナジーグレイスでつけるばかりでなく手張りもできるのでエネルギーを戻せる釣り竿にしたほうがいいでしょう。

 

灼熱の大地×2

エナジーグレイスとの相性抜群のドローソース。とにかく最速でほんきを出すことを目指しているのでスタジアムは灼熱の大地です。ちなみに基本エネルギーが炎なのは「彼の心にやる気の炎が燃え上がるように」という意味を込めています。

 

~終わりに~

 後輩曰く「すべての試合で2ターン目までにほんきをだせました!」とのことでした。残念なことに決勝はスリーパーが2落ちして負けたようです。

特性「エナジーグレイス」はEX以外にエネルギーをつけることのできる強力な特性ですが、これまでその対象となるポケモンがいませんでした(Δプラスカイリューぐらい?)。しかし、GXはEXとは異なるとのことでしたのでサン&ムーン環境においてようやく日の目をみることになったと思います。エネルギーの重いGXはほかにもたくさんいるので、考える価値は十分にあります。このデッキはまだまだ未完成ですが、見た目以上に早いデッキとなっているのでみなさんもためしてみてください。

ガマゲロゲ+マナフィ+αデッキ (WTB: Water Tool Box)

第46回テラバルジムに参加してきました。今回はガマゲロゲマナフィ+αの通称「WTB(water tool box)」を使用し第三位という結果を残せました。

f:id:nokanzou:20161212125614p:plainf:id:nokanzou:20161212125611p:plainf:id:nokanzou:20161212125600p:plainf:id:nokanzou:20161212125604p:plainf:id:nokanzou:20161212125608p:plainf:id:nokanzou:20161030180645p:plain

ポケモン(11)

ガマゲロゲEX(XY-3)×3

グレイシアEX(XY-10)×2

フリーザー(Δプラス)(XY-6)×1

ラプラスGX(SM1S)×1

マナフィEX(XY-9)×2

シェイミEX(XY-6)×2

 

トレーナーズ(37)

プラターヌ博士×4

ジャッジマン×3

フラダリ×2

オカルトマニア×1

忍者ごっこ×1

ハイパーボール×4

トレーナーズポスト×4

ピーピーマックス×4

バトルサーチャー×4

エネルギー付け替え×3

闘魂のまわし×3

すごいつりざお×1

うねりの大海×3

 

エネルギー(12)

基本みずエネルギー×11

ダブル無色エネルギー×1

 

~デッキ選択の理由~

テラバルジム前日になけなしのお金で買ったサン2パックからラプラスGX(SR)が出てきたことに運命を感じ、以前から気になっていたwater tool boxを使う踏ん切りがつきました。というのが5割くらいで、実際は以下のように環境を考察しWTBを選択しました。

サン&ムーンから登場したポケモンGXですが、発売2日後ということで

・必要パーツがそろっていない可能性

・全く新しいシステムなのでデッキの完成度が低い可能性

を考慮し、さらにBXR(Battle X Road)の予選の結果をみた上で

・XY最終環境の流れを汲んだデッキが多く存在

・よってボルケニオンメガレックウザにサン&ムーンの要素を組み込んだデッキが多い

と予想しました。

前回使ったMサーナイトEX(ディスペアーレイ)を使おうと思いましたが、上述のとおりラプラスGXSRが当たったので最終的にWTBをつかうことに。

仮にジュナイパーGXやソルガレオGX、ラランテスGXが多少いたとしても、ブルブルパンチやクリスタルレイでのロックをかければ十分戦えると思いました(全然あたりませんでしたが)。

というわけでWTBを握ることにしました。

 

~採用理由~

ガマゲロゲEX×3 

言わずもがなのメインアタッカー。ブルブルパンチでロックを仕掛けながら要所でグレネードハンマーを打ちます。注意点としてはケンタロスGXに対してはブルブルパンチを二回打つとマッドブルGXでガマゲロゲがやられてしまうので注意が必要です。まわしをつけてブルブルパンチ+グレネードハンマーで倒しに行くことがベストと思われます。

 

グレイシアEX×2

いろいろWTBについて調べるとグレイシアは1枚採用が主流のようですが、強力なGXポケモンは進化ポケモンがほとんどを占めており、GXが流行るのであればグレイシアのクリスタルレイが刺さると思い厚めの2枚採用。レジアイス採用しないことにしましたが、GXの登場によりEXが減ること、EXで生き残るものといえばボルケニオンレックウザぐらいしかいないだろうと考えたからです。

 

ラプラスGX×1

3エネ160というこのデッキの最高打点を持ちつつ、れいとうビームGXで確定マヒという素晴らしいスペックのポケモン。このデッキにはポケモンレンジャーが入っていませんが、ワザでロックを仕掛けてくるタイプにはGXワザを打ち込むことで相手をマヒにし、次のターンには一時的にロックを解除できるという使い方もあります。もちろんGXワザからのブリザードバーンで260ダメージを与えるフィニッシャーとしての使い方もあり、とにかく有能な一匹です。SRめっちゃきれいです(自慢)。

 

フリーザー(Δプラス)×1

サイド奇数要員。Δプラスは強力ですが、コイントスが絡むため個人的にはあまり信用していません。こいつを使う時には日ごろから十分に徳を積みましょう。

 

マナフィEX×2

説明不要のサポーター。こいつがいるおかげで手負いのバトルポケモンをベンチに下げることができ、うねりの大海で徐々に回復していきます。たまに海外の大会をみているとマナフィで攻撃している場面が見受けられますが、今回はそのようなことはしませんでした。だれかWTBの上手な使い方を教えてください。

 

シェイミEX×2

XYシリーズが生み出した最強カード。しかし「フラダリシェイミ対戦ありがとうございました」の呪文が嫌いなので必要な時以外場に出さないようにしています。また多くのWTBのレシピを見るとフーパEXが採用されていますが、そんなに急いでポケモンを並べる必要があるのか疑問だったので不採用です。誰かWTBのフーパEXの採用理由を教えてください。

 

プラターヌ博士×4、ジャッジマン×3

なぜNではないかというと①ブルブルパンチを解除するターンの返しにドロー込みの最大7枚から展開されて負けそう②GXなどの進化ポケモンが多いのならば事故率が高くなっていそう③レックウザに勝てるビジョンが見えなかったので先攻でジャッジマンかましたらどうにかなりそう という安直な理由によるものです。ジャッジマンでこちらも事故ってしまいそうですが、そもそも事故ってしまって何が悪いかといえば自分が動けないのに相手が展開してしまう状況がまずいわけです。そこでガマゲロゲでブルブルパンチを打ち続けることで相手の展開を止め、その間にこちらはグッズやらサポートを引けばいいわけですから自分のほうに分があります(あいてはサポートを引かなければならない)。実際ジャッジマンで有利をとれた試合がいくつもあったので、よかったら試してみてください。

 

忍者ごっこ×1

突然の奇襲用に一枚。場に出したシェイミを回収するのにも使えます。ところで、WTBはマナフィの特性でぐるぐるしながらうねりの大海の効果でポケモンのHPを回復していく動きが強いのですが、対戦相手の方から「ケンタロスGXいれてもおもしろそうだね」との助言をいただきました。ダメカンがのったポケモンケンタロスGXにドロンして、突然のマッドブルGX……つよそうです。

 

トレーナーズポスト×4

よくみるWTBは3枚ですが、フーパを入れていないこととNではなくジャッジマンを入れていることを考慮して4枚にしています。

 

ピーピーマックス×4

序盤に使えるとかなりのアドをとれます。当たり前ですが手札にほかのサーチカードがあるなら基本的にサーチしてから使うと少しだけ確率が上がります。

 

エネルギー付け替え×3

ピーピーマックスでつけたエネルギーをバトル場に付け替えたり、アタッカーを切り替えるときに使ったります。3枚で十分な気がしました。

 

うねりの大海×3

4枚ほしいところですが、3でも十分に活躍してくれました。ブルブルパンチをしていると相手がプラターヌを使うので最終的にスタジアムはこちらが制していることが多かったです。

 

基本みずエネルギー×11、ダブル無色エネルギー×1

ピーピーマックスの成功率を上げるために10枚ではなく11枚にしています。この1枚をスタジアムにすることも考えましたが、エネルギーがつけられることとスタジアムが晴れることを天秤にかけ、エネルギーにすることに決めました。ピン刺しのダブル無色エネルギーはブルブルパンチやクリスタルレイをすぐに打つために入れています。ピーピーマックスという運だよりなグッズを使っているので、主力ポケモンのワザとマッチしたダブル無色エネルギーは使い勝手が良かったです(引くのも運が絡みますがそれはすべてのカードにいえること)。

 

~終わりに~

今回は3位という結果になってしまいましたが、親愛なる後輩に負けたので悔いはありません。運営の方々、参加されたみなさんとても楽しかったです。ありがとうございました。初めてWTBを実際に使ってみましたが、すごく難しいデッキであると感じました。誰か使い方を教えてください(特に対白レック)。

MサーナイトEXデッキ(ディスペアーレイ)

第45回テラバルジムで使用して準優勝したデッキです。

 

f:id:nokanzou:20161030180617p:plainf:id:nokanzou:20161030180719p:plainf:id:nokanzou:20161030180645p:plainf:id:nokanzou:20161030180649p:plainf:id:nokanzou:20161030180639p:plainf:id:nokanzou:20161030180652p:plainf:id:nokanzou:20161030180751p:plainf:id:nokanzou:20161030180657p:plain

ポケモン(19)

サーナイトEX (XY5)×4

MサーナイトEX (XY11)×3

シェイミEX (XY6)×4

フーパEX (XY7)×2

カイリューEX (CP6)×1

ヒンバス(XY5)×2

ミロカロス(XY5)×2

ミュウツー(CP6)×1

 

 トレーナーズ(34)

プラターヌ博士×2

N×1

フウロ×1

フラダリ×2

オカルトマニア×2

AZ×1

怖いお姉さん×1

カリン×1

ハイパーボール×4

サーナイトソウルリンク×4

バトルサーチャー×4

次元の谷×3

パラレルシティ×1

バトルコンプレッサー×1

まんたんのくすり×2

あなぬけのひも×1

びっくりメガホン×1

なかよしレスキュー×1

すごいつりざお×1

 

エネルギー(7)

基本フェアリーエネルギー×7

 

~デッキ選択の理由~

ポケモンセンターで購入した1パックからMサーナイトEXが出てきたので運命を感じてサーナイトのデッキを使うことにしました。

というのが8割くらいですが、残り2割の理由が単純に環境に刺さっていると感じたためです。まずディスペアーレイのMサーナイトEXは鋼デッキには99%勝てませんが、環境にはボルケニオンがたくさんいるのでここで鋼を握る人はいないため環境にサーナイトが圧倒されて負けるデッキはそうそうないだろうと考えました。

・よるのこうしん→カリンが自然と入るデッキなのでカリンを打ちつつ満タンを絡めれば勝てそう

ゲッコウガ→ベンチのシェイミ等を手裏剣で倒されることもなくこちらはスピードで圧倒しつつ(ゲッコウガサーナイトを一撃で倒しにくいので)満タンで回復すれば勝てそう

ボルケニオン→一撃で倒されたら無理だから特性をなんとかしなければいけない(されなければ満タン絡めつつ戦えばいけそう)

・Mレックウザ→そうそういないだろうと思っていました(決勝で当たって死にましたが)

オーロット→次元の谷を張ってくれるのでディスペアーレイが打ちやすい。クラッシュハンマーなどでエネを破壊されても1エネで動けるのであまり痛手にならない。ディスペアーレイでフーパシェイミを残さないのも強い

・イベダークギラティナ(マンダ)→抵抗やら弱点やらでそもそも有利(なはず)

 

~採用理由~

MサーナイトEX4-3 

シェイミなどのサポートポケモンが多いのでできるだけバトル場スタートできるように4積みのサーナイトEX(XY5)。確実にM進化できるようにMサーナイトEX(XY11)も3枚。テラバルジムではヒンバススタートやMサナがサイドに2枚落ちていることもありました。サーナイトEXがXY5なのはXY11のサーナイトを持っていないから。

 

シェイミEX×4、フーパEX×2

序盤からじゃんじゃん展開していきます。普通のデッキならベンチの空きを考えないといけないですが、ディスペアーレイでトラッシュに行ってもらうのでそこまで考えずに展開しても大丈夫です。サイレントラボはやめてください。

 

カイリューEX×1

特性「ひきあげる」でフーパEXやシェイミEXなどを引き上げます。たまにヒンバスも引き上げることもあります。たねポケモン限定であることに注意。

 

ミロカロス2-2

特性「きらめくはもん」でトラッシュから次元の谷やフラダリ、たまにエネルギーなどを拾ってくる最強カード。こいつのおかげで終盤必要なカードを序盤に切ってしまった場合もリカバリーがききます。用が済んだらディスペアーレイで供養します。

 

ミュウツー×1

次元の谷があると1エネで打てるサブアタッカー。のはずが、一回も使うことはありませんでした。対レジアイスやサイド調整に役立つと思ったのですが……クレッフィとかにすると白レックにも強くなるかもしれません。

 

プラターヌ×2、N×1、フウロ×1

シェイミにドローを任せる分ドローサポートは少なめです。参考にしたのは同じシェイミ展開をする白レックと夜の行進のサポート構成。白レックはスカイフィールドを採用するためプラターヌは1ですが、今回のMサーナイトは次元の谷型にしようと考えていたためプラターヌ1はきつい気がしました。一方で夜の行進はスカイフィールドなしでシェイミ展開をするデッキですが、トラッシュにポケモンを送る行為自体が打点アップにつながるのでプラターヌは4枚採用されています。よって間をとって2枚か3枚にしようと考えましたが、後述のパラレルシティの採用によって2枚になりました。

 

フラダリ×2

シェイミフーパを倒してアドをとっていきましょう

 

オカルトマニア×2

今回の重要カード。前から目をつけていたカードではありましたが、2積みしても本来ならオカルトマニアを打つのは自分の場が整った中盤、終盤。しかしシェイミにドローを任せ初手からオカルトマニアを打つことによって相手の展開を止めることができます。ドローに使ったシェイミフーパはディスペアーレイでトラッシュに送ることでフラダリで足止めを食らうこともありません。ボルケニオンゲッコウガ、白レックにはオカルトマニアをどれだけ打てるかで勝負が決まると思います。テラバルジムではボルケニオンに2回当たりましたがすべての試合でオカルトマニアと後述の怖いおねえさんを打つことで勝つことができました。決勝で白レックに当たり初手に抱えていたもののじゃんけんに負けたのは僕の実力不足です。じゃんけん練習します。

 

怖いお姉さん×1

今回の重要カードその2。特にボルケニオンに対して打つことが多かったですが、ボルケニオンはスチームアップや灼熱の大地で手札リソースを消費することの多いデッキです。そこで相手が手札リソースを消費したままターンを渡してきたときに打つことで手札をゼロにし、こちらのペースに持ちこみます。ボルケニオンにはこれだけで勝てたといってもいいくらいです。手札に怖いお姉さんがないときは念をこめてシェイミで引きます。

 

AZ×1

サーナイトEXスタート以外の場合しばらく壁になってもらって回収するために使います。穴抜けではない理由はこのデッキは場に出したときに発動する特性を持つポケモンが非常に多いためです。

 

カリン×1

行進に対して打てたらつよいかなと思って採用しましたが、行進を使っている人に聞いてみるとカリン打たれた後は手札にたくさん行進ポケモンが来るのでプラターヌで切りますと言われたので果たして行進対策として強いのか疑問(特に弱点を突かれる白レックに入るカリン)。このデッキに関して言えば、山札が結構なくなるので終盤に苦し紛れで使うことが多かったです。といってもほとんど使うことはなかったのでなくてもいいかもしれないです。しかし白レックとは違いカリンの後のMサーナイトは行進から一撃で倒されにくいので行進対策として入れてます。

 

サーナイトソウルリンク×4

素早く進化するために4積み。あるかわからないメガホンにビビッて張らずにNで流されるのもいやなので4積み。と、強い人が言っていました。

 

次元の谷×3

4積みでない理由は次元の谷がなくとも2エネで動けるため。2積みでないのは満タンからのリカバリーを容易にするためとスタジアムの総数を4にすることでミロカロスや怖いお姉さんと合わせて中盤、終盤にスタジアム有利をとるため。

 

パラレルシティ×1

レックに対してパラレルシティとオカルトマニアを合わせて打ちます。後攻をとったときにはそれくらいしか勝ち筋ないのではないかと思っています。ボルケニオンの打点を下げるい意味も大きいです。ボルカニックヒートでMサーナイトを一撃で倒すために4回スチームアップをしなければなりません(そもそもオカルトマニアを打つ予定ですが保険です)。

 

バトルコンプレッサー×1

カリンなどの当分必要ないサポートやサーチャーで回収するサポートを落とします。序盤でコンプレッサーを使う場合、これで何を落とすかでその後の展開が変わってきます。これを使う時が一番慎重になります。

 

まんたんのくすり×2

相手の打点を見切って適切なタイミングで使えるとベストですが、適当に使っているだけでもつよいです。ミロカロスで拾うこともあるので、使用回数は多いです。

 

あなぬけのひも×1

入れ替えでないのはレジアイスソーナンス対策。またMサーナイトシェイミフーパを一撃で倒せるのでベンチにいることの多いシェイミフーパを呼び出す意味もあります。

 

びっくりメガホン×1

ダストダス軽石をはがしたり130族の回しをはがしてディスペアーレイの圏内に入れます。 

 

なかよしレスキュー×1、すごいつりざお×1

なかよしレスキューはカイリューEXを回収してそのまま引き上げたり、シェイミを回収したりとディスペアーレイでお亡くなりになった仲間をまた利用するためにあります。一方で釣り竿はカリン(サポート権)は使いたくないけどポケモンを戻したいなんて時に使います。シェイミを戻してフーパでサーチしてセットアップドローからのオカルトマニア、ディスペアーレイ!なんてのはよくやります。エネルギーを戻せるのも考慮してせいなる灰ではありません。

 

基本フェアリーエネルギー×7

ジュカインの「ねむけどく」がとても面倒だったのでワンダーエネルギー入れてもいんじゃないかな!(適当)7枚で十分という印象を受けました。6枚でも回ると思います。

 

 

 

~終わりに~

テラバルジムでは白レックに破れ準優勝に終わりましたが、とてもアツい試合ができました。MサーナイトEXの強みは「フラダリシェイミ」の呪文を聞かなくていいところです。自分の負け筋を消せるのは非常に強いと思いました。

ゲーム勢のハルドさんがいらっしゃったのは驚きでした。ハルドさんがカードやりだしたらあっという間に強くなりそうです。

11月4日から熊本大学の学祭が3日間行われます。カード大会は5日(土)にあります。詳しくはめざめるパワー熊本のブログをご覧ください。

【熊大】めざめるパワー熊本【ポケモンサークル】のブログ 2016年紫熊祭(しぐまさい)のポケモンカード大会について

また、学祭期間中はフリー対戦コーナーを設けています。来場者の方にはプレゼントもありますので是非お立ち寄りください。

ゲッコウガBREAKデッキその3

カメックスメガバトル福岡大会で使用したデッキです。プレミア1没。

f:id:nokanzou:20160306212733p:plainf:id:nokanzou:20160306212738p:plainf:id:nokanzou:20160306212741p:plainf:id:nokanzou:20160306212743p:plainf:id:nokanzou:20160306212746p:plain

 

ポケモン(18)

ケロマツ(XY9)×3

ゲコガシラ(XY9)×4

ゲッコウガ(XY1青)×1

ゲッコウガ(XY9)×3

ゲッコウガBREAK(XY9)×2

テッポウオ(XY8赤)×2

オクタン(XY8赤)×2

ジラーチ(XY-P)×1 

 

トレーナーズ(33)

プラターヌ博士×2

N×4

ジャッジマン×2

エリートトレーナー×1

ミツル×3

フラダリ×2

ダイブボール×4

レベルボール×3

ハイパーボール×2

すごいつりざお×4

エネルギー回収×1

びっくりメガホン×1

ちからのはちまき×2

かるいし×1

ウンマップ×1

 

エネルギー(9)

基本水エネルギー×8

スプラッシュエネルギー×1

 

前回のデッキからゲッコウガの配分とトレーナーズを少し変えています。ゲッコウガが流行っていたのでXY9ゲッコウガを3枚にしミラーに強くしたつもりでした。タウンマップは甘えですがやはり強かったです。以下、感想です。

ファーストを三週してやっとこさプレミアに上がったのはいいものの、Nで6枚ドローを二回するがいずれもエネルギーを引けなかったので勝負をものにできなかったのが悔しかったです。そこでの負けで心折れてしまいました。クライマックスにあがった人たちをみると、何度も何度も挑戦していらっしゃったので、強い人は心もつよいなぁ……と。その後、セカンドに一回だけ並びなおしたのですが、お相手がyou tube で動画を投稿していらっしゃるライキーさんで「こんな偶然もあるのか!」と感動を覚えました。結局ミラー戦で泥沼影縫い合戦に陥り、私のほうが盤面が悪いのでこのまま続けても負けそうだったので投了しましたが、好青年でプレイしていて非常に気持ちよかったです。他にもねこわるさんやHKさん(←サイコロいただきました。ありがとうございます。)など超有名人にお会いできて、とても楽しい一日でした。僕は抜けられませんでしたが、熊本勢では城さん、九大ポケモンサークルではあおじいさんがクライマックスグループ1位で抜けられたので、本選が楽しみです。次の大会ではクライマックスに絶対行ってやる!という気合で臨んで、決してあきらめないことを目標に頑張ります。

ピカチュウに会えたのも最高の思い出(隣のキッズは知らない子です)

f:id:nokanzou:20160604095351j:plain

第二回ギンナンジム中止のお知らせ

 5月8日に予定していた、第二回ギンナンジムは地震の影響により熊本大学の施設が使えなくなったため中止になりました。熊本地震の後も元気を取り戻すきっかけになればと思い開催の準備をしていたのですが、施設が利用できない状況である以上開催をすることが困難になり中止せざるを得なくなりました。楽しみにされていた方やすでに申請を頂いている方には申し訳ない気持ちでいっぱいです。幸いなことに、私の知り合いのポケモン勢はみなさん無事だったようですので、カメックスメガバトルやその他イベントなどで、近日元気にお会いできることを楽しみにしています。今後ともギンナンジムをよろしくお願いします。

(4月28日に募集記事は削除しました。申請を頂いていた方はキャンセルの必要はありません。)

ゲッコウガBREAKデッキその2

第5回テラバルチャンピオンシップスにて使用したデッキです。

f:id:nokanzou:20160306212733p:plainf:id:nokanzou:20160306212738p:plainf:id:nokanzou:20160306212741p:plainf:id:nokanzou:20160306212743p:plainf:id:nokanzou:20160306212746p:plain

 

ポケモン(18)

ケロマツ(XY9)×3

ゲコガシラ(XY9)×4

ゲッコウガ(XY1青)×2

ゲッコウガ(XY9)×2

ゲッコウガBREAK(XY9)×2

テッポウオ(XY8赤)×2

オクタン(XY8赤)×2

ジラーチ(XY-P)×1 

 

トレーナーズ(33)

プラターヌ博士×2

N×4

ジャッジマン×2

エリートトレーナー×1

ミツル×3

フラダリ×1

ダイブボール×4

レベルボール×3

ハイパーボール×2

はかせのてがみ×1

すごいつりざお×4

エネルギー回収×2

びっくりメガホン×1

ちからのはちまき×2

かるいし×1

 

エネルギー(9)

基本水エネルギー×8

スプラッシュエネルギー×1

 

前回と比べトレーナーズを大幅に変えています。

前回のデッキはそこそこ周りはしたもののやはり事故が絶えないものではありました。そこでボールを多投するところまでは行きついたのですが、you tubeやDN、ツイッターなどで調べてみるとジャッジマンやNを多投する人が多いようでしたので参考にさせていただきました。なのでたいしたことは書いていませんが以下主な変更点についての解説。

 

ゲッコウガBREAK(3-4-4-2)

水分身させしてしまえばよいのでケロマツは3にしました。しかし上手い人になると序盤ケロマツを優先的に落としてケロマツ切れで終了とか、終盤のケロマツからの一段階ずつの進化が行いにくくなるなど、弱さを感じる場面が多々ありました。やっぱり4がいいと思います。一方でBREAKの枚数は2枚で事足りたような気がします。そもそも巨大水手裏剣は入れ替えなどの手段がなければ打てて2回ですのでそのような手段を入れない限り2枚で十分だと感じました。

 

オクタン(2-2)

2‐2で十分でした。あまり立ててもフラダリされるだけでしたし、こいつらの枚数を増やすよりはボールを増やしたほうがいいかなと思います。スタジアムに触れる手段がぐんと減りましたが、スタジアム対策なんて相手も3か4積んでいるわけですから正味このくらいで大丈夫です。相手がスタジアムをトラッシュしまくった後にイオンプール打つとなかなか強いです。

 

ジラーチ

特殊エネ環境の今、わりと刺さっていると思います。こいつを壁にしてゲッコウガをBREAKまで育てていきましょう。

 

プラターヌ×2

7枚ドローができるパワーカード。状況を一気に打開することができます。しかし切るものも多く進化中心のデッキにはきついところもあり、そんなに打つわけでもないので2枚で十分でした。

 

N×4

みんな大好きN。序盤、中盤、終盤、隙がないカードです。いろいろ調べて回るとジャッジマンを4積む構築もあったようで、そちらと悩みましたが、プレイしてみるとゲッコウガが始動するときは2~3枚サイドをとられていたときが多かったのでじゃあNでよくねって思いました。

 

ジャッジマン×2

相手の展開を妨害しますが序盤にしか打つことはないのではないかと思います。デッキが圧縮された後半に4枚も手札リフレッシュさせるのはあまり強さを感じません。またこちらのオクタンが立っていなければ、ジャッジマンのあとは事故る可能性大ですので使えても2ターン目以降。序盤にサイドをとられるゲッコウガでは4ターン目以降からはNのほうがアドバンテージを稼げるような気がしてなりませんでした。もしジャッジマンを多投するのであればボールを増やしてポケモンにアクセスしやすいようにするべきでしょうが、よるのこうしんに対する解答の一つであるオーロットなどのグッズロックの脅威もあったのでNを4枚、ジャッジマンを2枚にしました。

 

エリートトレーナー×1

上のドローサポートではなんだかんだ詰まることがあったので(プレイングの問題かもしれません)、入れることになった1枚。ジャッジマンにしなかった理由は上記のように事故る可能性があったということ、条件はが付くもののゲッコウガデッキでは容易にクリアでき打ちやすいということを踏まえての5枚目のN的な採用です。

 

ミツル×3

3枚でよかったです。最初に引きたいのはやまやまですが、オーロットと違ってどうせ先攻では技が打てないわけですから、それよりボールかドローさせてくれって感じでした。

 

フラダリ×1

いらないとか言ってごめんなさい。めっちゃつよいですね。ほんとうにすみません。

 

ボール各種

これだけボールを入れればだいぶ回ります(ダイブボールだけに)。もう少しあってもいいですが、手紙を回収を切る勇気が僕にはなかった。

 

はかせの手紙×1

終盤はデッキが圧縮される上に釣り竿でエネルギーをガンガン戻していくのでデッキの中のエネルギーの割合はすさまじいことになっています。なのでアビスハンド程度でも十分にエネルギーに手が届くのですが、序盤・中盤にエネルギーが引けないと手裏剣打てなかったり影縫いできなかったりそもそも水分身できなかったりするのでアクセスするために1枚いれました。

 

エネルギー回収×2

これが僕のアイデンティティ()調べてみるとエネルギー回収はあんまり採用されていないようでして、僕自身この枠を疑ったこともありましたが、XY-1のゲッコウガを2枚採用していることを考えたら必要なのではないかと思いました。回収がない場合は釣り竿でデッキに戻す→アビスハンドで引くという流れですが、仮にアビスハンドで引けなかった場合を考えると一歩遅れてしまうことになります。エネルギー回収ならばある程度のエネルギーをデッキに戻す→アビスハンドでエネルギーか回収を引くという流れになり手裏剣を打てる確率がぐっと増します。また、手裏剣した水エネルギーを直接手札に加えることができるのエネルギー回収は3枚の手札リソース(2エネ+エネルギー回収)を4枚の手札リソース(2エネ+回収2エネ)に変換しているわけです。トラッシュにある水エネルギーをすぐ使える手札2枚に変換できるエネルギー回収は後半に追い上げるゲッコウガの爆発力を高めるカードだと思います。勝負を決めるカードだと思っているので2枚。決して安く手に入れた金のエネ回収を使いたいだけではありません。

 

びっくりメガホン×1

ぬけたり入ったりしているカード。ダストダスを見ていたりまわしをはがしたりします。ぶっちゃけ今回は鉢巻を採用しているのでその辺でうまく立ち回れそうですが、僕が下手くそなので1枚入れています。バチュルを水手裏剣、バケッチャとミュウを巨大水手裏剣で倒せるのもGOOD

 

ちからのはちまき×2

はちまき月光切りつえーってなりました。これにより影縫いで十分な打点を確保しつつ、相手の特性を止めることができます。とくに行進相手には鉢巻影縫いで道具のついていないポケモンを倒すことができるので非常に優秀です。

 

かるいし×1

フラダリされたオクタンに貼ったり、XY-1のゲッコウガがBREAKしてバトル場にいるときに貼ったりします。2枚欲しいですが、ぶっちゃけフラダリオクタンされても後ろで手裏剣投げてオクタンが消えたとき巻き返すことができるように打点を入れておけばまあ何とかなります。

 

エネルギー各種

水エネは前回と同じ8枚。変わったのはスプラッシュエネルギーが1枚入ったことです。というのも、釣り竿回収より速い速度でポケモンを回収できること、グッズを介さず回収できること、その上鉢巻を入れたことによって影縫いを打ってもダメージレースに負けないようになったことを考慮しての採用です。BREAKが1枚減ったことともマッチしています。スペースの都合上1枚しか入れていませんでしたが、行進の流行に伴いギラティナなど特殊エネに強い組がちょくちょく見られたので1枚程度でよかった気がします。結局手裏剣できないエネルギーなので、ぺちぺちと手張りするしかありませんが本来トラッシュに行くべきポケモンが手札にきてくれるのは次の計画が立てやすく役に立ちました。

 

 

 

 なんだかんだでゲッコウガに愛着わいてきました。終盤の追い上げがめっちゃ楽しいです。それから正直に書いちゃいますが、ゲッコウガに絶対勝ちたいのであれば序盤からTODを狙っていくのが一番簡単だと思います(もちろん構築段階ではMジュカインですが)。ゲッコウガは中盤・終盤に驚異的な追い上げを見せるデッキです。現に今回の大会でも残りサイド6-1からの勝利目前まで追い上げることができました(最後に2/3を引けず負けましたが)。ですがそれも残り時間10分を余裕で切った後のことです。なので、序盤からゆっくり考えてゲッコウガ側に時間を与えないことが一番簡単な対策ですね。実際にやるかどうかは別として、時間というのもリソースの一部です。ゲッコウガ側もそれを分かったうえで素早く行動できるぐらいに練習を積む、「早くしてください」といえる鋼のメンタルを持つなどの対策をしましょう。なお、テラバルジムをはじめ私がかかわっているポケカプレイヤーの皆さんはいい人たちばかりなのでそんなことはされませんでした。

 最後に、テラバルチャンピオンシップスとても楽しかったです。運営の方々、関わってくださった皆さん、ありがとうございました。残念ながら勉強のほうが忙しくなってきたためポケモンカードに触れる機会は減りますが、ギンナンジム、カメックスメガバトルなどでお会いできることを楽しみにしています。エンジョイ!ルール&マナーをモットーとするテラバルジムに出会えて本当に楽しかったです!また参加します!!