MサーナイトEXデッキ(ディスペアーレイ)
第45回テラバルジムで使用して準優勝したデッキです。
ポケモン(19)
サーナイトEX (XY5)×4
MサーナイトEX (XY11)×3
シェイミEX (XY6)×4
フーパEX (XY7)×2
カイリューEX (CP6)×1
ヒンバス(XY5)×2
ミロカロス(XY5)×2
ミュウツー(CP6)×1
トレーナーズ(34)
プラターヌ博士×2
N×1
フウロ×1
フラダリ×2
オカルトマニア×2
AZ×1
怖いお姉さん×1
カリン×1
ハイパーボール×4
サーナイトソウルリンク×4
バトルサーチャー×4
次元の谷×3
パラレルシティ×1
バトルコンプレッサー×1
まんたんのくすり×2
あなぬけのひも×1
びっくりメガホン×1
なかよしレスキュー×1
すごいつりざお×1
エネルギー(7)
基本フェアリーエネルギー×7
~デッキ選択の理由~
ポケモンセンターで購入した1パックからMサーナイトEXが出てきたので運命を感じてサーナイトのデッキを使うことにしました。
というのが8割くらいですが、残り2割の理由が単純に環境に刺さっていると感じたためです。まずディスペアーレイのMサーナイトEXは鋼デッキには99%勝てませんが、環境にはボルケニオンがたくさんいるのでここで鋼を握る人はいないため環境にサーナイトが圧倒されて負けるデッキはそうそうないだろうと考えました。
・よるのこうしん→カリンが自然と入るデッキなのでカリンを打ちつつ満タンを絡めれば勝てそう
・ゲッコウガ→ベンチのシェイミ等を手裏剣で倒されることもなくこちらはスピードで圧倒しつつ(ゲッコウガはサーナイトを一撃で倒しにくいので)満タンで回復すれば勝てそう
・ボルケニオン→一撃で倒されたら無理だから特性をなんとかしなければいけない(されなければ満タン絡めつつ戦えばいけそう)
・Mレックウザ→そうそういないだろうと思っていました(決勝で当たって死にましたが)
・オーロット→次元の谷を張ってくれるのでディスペアーレイが打ちやすい。クラッシュハンマーなどでエネを破壊されても1エネで動けるのであまり痛手にならない。ディスペアーレイでフーパシェイミを残さないのも強い
・イベダークギラティナ(マンダ)→抵抗やら弱点やらでそもそも有利(なはず)
~採用理由~
MサーナイトEX4-3
シェイミなどのサポートポケモンが多いのでできるだけバトル場スタートできるように4積みのサーナイトEX(XY5)。確実にM進化できるようにMサーナイトEX(XY11)も3枚。テラバルジムではヒンバススタートやMサナがサイドに2枚落ちていることもありました。サーナイトEXがXY5なのはXY11のサーナイトを持っていないから。
序盤からじゃんじゃん展開していきます。普通のデッキならベンチの空きを考えないといけないですが、ディスペアーレイでトラッシュに行ってもらうのでそこまで考えずに展開しても大丈夫です。サイレントラボはやめてください。
カイリューEX×1
特性「ひきあげる」でフーパEXやシェイミEXなどを引き上げます。たまにヒンバスも引き上げることもあります。たねポケモン限定であることに注意。
ミロカロス2-2
特性「きらめくはもん」でトラッシュから次元の谷やフラダリ、たまにエネルギーなどを拾ってくる最強カード。こいつのおかげで終盤必要なカードを序盤に切ってしまった場合もリカバリーがききます。用が済んだらディスペアーレイで供養します。
ミュウツー×1
次元の谷があると1エネで打てるサブアタッカー。のはずが、一回も使うことはありませんでした。対レジアイスやサイド調整に役立つと思ったのですが……クレッフィとかにすると白レックにも強くなるかもしれません。
プラターヌ×2、N×1、フウロ×1
シェイミにドローを任せる分ドローサポートは少なめです。参考にしたのは同じシェイミ展開をする白レックと夜の行進のサポート構成。白レックはスカイフィールドを採用するためプラターヌは1ですが、今回のMサーナイトは次元の谷型にしようと考えていたためプラターヌ1はきつい気がしました。一方で夜の行進はスカイフィールドなしでシェイミ展開をするデッキですが、トラッシュにポケモンを送る行為自体が打点アップにつながるのでプラターヌは4枚採用されています。よって間をとって2枚か3枚にしようと考えましたが、後述のパラレルシティの採用によって2枚になりました。
フラダリ×2
オカルトマニア×2
今回の重要カード。前から目をつけていたカードではありましたが、2積みしても本来ならオカルトマニアを打つのは自分の場が整った中盤、終盤。しかしシェイミにドローを任せ初手からオカルトマニアを打つことによって相手の展開を止めることができます。ドローに使ったシェイミ、フーパはディスペアーレイでトラッシュに送ることでフラダリで足止めを食らうこともありません。ボルケニオンやゲッコウガ、白レックにはオカルトマニアをどれだけ打てるかで勝負が決まると思います。テラバルジムではボルケニオンに2回当たりましたがすべての試合でオカルトマニアと後述の怖いおねえさんを打つことで勝つことができました。決勝で白レックに当たり初手に抱えていたもののじゃんけんに負けたのは僕の実力不足です。じゃんけん練習します。
怖いお姉さん×1
今回の重要カードその2。特にボルケニオンに対して打つことが多かったですが、ボルケニオンはスチームアップや灼熱の大地で手札リソースを消費することの多いデッキです。そこで相手が手札リソースを消費したままターンを渡してきたときに打つことで手札をゼロにし、こちらのペースに持ちこみます。ボルケニオンにはこれだけで勝てたといってもいいくらいです。手札に怖いお姉さんがないときは念をこめてシェイミで引きます。
AZ×1
サーナイトEXスタート以外の場合しばらく壁になってもらって回収するために使います。穴抜けではない理由はこのデッキは場に出したときに発動する特性を持つポケモンが非常に多いためです。
カリン×1
行進に対して打てたらつよいかなと思って採用しましたが、行進を使っている人に聞いてみるとカリン打たれた後は手札にたくさん行進ポケモンが来るのでプラターヌで切りますと言われたので果たして行進対策として強いのか疑問(特に弱点を突かれる白レックに入るカリン)。このデッキに関して言えば、山札が結構なくなるので終盤に苦し紛れで使うことが多かったです。といってもほとんど使うことはなかったのでなくてもいいかもしれないです。しかし白レックとは違いカリンの後のMサーナイトは行進から一撃で倒されにくいので行進対策として入れてます。
サーナイトソウルリンク×4
素早く進化するために4積み。あるかわからないメガホンにビビッて張らずにNで流されるのもいやなので4積み。と、強い人が言っていました。
次元の谷×3
4積みでない理由は次元の谷がなくとも2エネで動けるため。2積みでないのは満タンからのリカバリーを容易にするためとスタジアムの総数を4にすることでミロカロスや怖いお姉さんと合わせて中盤、終盤にスタジアム有利をとるため。
パラレルシティ×1
白レックに対してパラレルシティとオカルトマニアを合わせて打ちます。後攻をとったときにはそれくらいしか勝ち筋ないのではないかと思っています。ボルケニオンの打点を下げるい意味も大きいです。ボルカニックヒートでMサーナイトを一撃で倒すために4回スチームアップをしなければなりません(そもそもオカルトマニアを打つ予定ですが保険です)。
バトルコンプレッサー×1
カリンなどの当分必要ないサポートやサーチャーで回収するサポートを落とします。序盤でコンプレッサーを使う場合、これで何を落とすかでその後の展開が変わってきます。これを使う時が一番慎重になります。
まんたんのくすり×2
相手の打点を見切って適切なタイミングで使えるとベストですが、適当に使っているだけでもつよいです。ミロカロスで拾うこともあるので、使用回数は多いです。
あなぬけのひも×1
入れ替えでないのはレジアイスやソーナンス対策。またMサーナイトがシェイミ、フーパを一撃で倒せるのでベンチにいることの多いシェイミ、フーパを呼び出す意味もあります。
びっくりメガホン×1
ダストダスの軽石をはがしたり130族の回しをはがしてディスペアーレイの圏内に入れます。
なかよしレスキュー×1、すごいつりざお×1
なかよしレスキューはカイリューEXを回収してそのまま引き上げたり、シェイミを回収したりとディスペアーレイでお亡くなりになった仲間をまた利用するためにあります。一方で釣り竿はカリン(サポート権)は使いたくないけどポケモンを戻したいなんて時に使います。シェイミを戻してフーパでサーチしてセットアップドローからのオカルトマニア、ディスペアーレイ!なんてのはよくやります。エネルギーを戻せるのも考慮してせいなる灰ではありません。
基本フェアリーエネルギー×7
ジュカインの「ねむけどく」がとても面倒だったのでワンダーエネルギー入れてもいんじゃないかな!(適当)7枚で十分という印象を受けました。6枚でも回ると思います。
~終わりに~
テラバルジムでは白レックに破れ準優勝に終わりましたが、とてもアツい試合ができました。MサーナイトEXの強みは「フラダリシェイミ」の呪文を聞かなくていいところです。自分の負け筋を消せるのは非常に強いと思いました。
ゲーム勢のハルドさんがいらっしゃったのは驚きでした。ハルドさんがカードやりだしたらあっという間に強くなりそうです。
11月4日から熊本大学の学祭が3日間行われます。カード大会は5日(土)にあります。詳しくはめざめるパワー熊本のブログをご覧ください。
【熊大】めざめるパワー熊本【ポケモンサークル】のブログ 2016年紫熊祭(しぐまさい)のポケモンカード大会について
また、学祭期間中はフリー対戦コーナーを設けています。来場者の方にはプレゼントもありますので是非お立ち寄りください。