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マッシブ―ンルガルガンデッキ JCS2018(ジャパンチャンピオンシップス2018)使用構築

JCSも終わりXYのカードがスタンダードレギュレーションから外れることが正式に発表されました。サンムーンレギュではどういったデッキが活躍するのか今から楽しみです。

長らく更新していなかったこのブログですが、JCSの終わりを機に久々の更新です。実は裏でチャンピオンズリーグ名古屋、京都そしてJCSと大型大会はすべて参加していました(シティーリーグ福岡にはジャッジで参加していました)。それでもデッキを公開しなかったのは、池袋の惨敗の後、熊本の知り合いであるHyper-ChankoMANさんki-君さんの2人と練習をしてデッキをシェアしていたからです。シェアというか、もはや僕がレシピを頂いていただけなのですが……

というわけで、今回掲載するデッキも他の2人が研究に研究を重ねて作ってくれたデッキです。その結果、JCSでは一緒に練習した3人とも予選を抜けることができました。

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予選抜け記念グッズ(これが欲しかった)

予選抜けが決まった後は3人ともはしゃいで、2日目なんかもらったTシャツきてプレイしていました。2人には感謝しても感謝しきれません。この場で改めてお礼を言います。ありがとうございます。

ちなみに本戦の結果はHyper-ChankoMANさんはベスト8、ki-君がベスト32、僕がベスト32でした。

名古屋からJCSまで使用したのはマッシブ―ンルガルガンです。以下、名古屋、京都、JCSで使ったレシピを掲載します。

名古屋

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成績は自動ドロップ。完全にデッキシェアはしていません。このときは、せせらぎの丘で展開することを考えていました。ところが、特にせせらぎの丘がなくてもコルニで十分ということが判明したので、京都では次の形に。

CL京都

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 成績は100位以内。このときも完全なデッキシェアはしていません。マッシブ―ンGXを4枚にしてマッシGXスタートの確率を上げました。また、イワンコを確実に狩るために力の鉢巻きを3枚採用。「ストロング+鉢巻き」または「鉢巻き+ディアンシー」で70ダメージを出せます。ただし、こだわり鉢巻きを採用していなかったので、ミラーに若干弱くなってしまいました。きあいのたすきはマッシブ―ンをワンパンする相手に対して行動回数を増やすために採用しました。実際にCL京都ではきあいのたすきが生きて勝った勝負もあり、まあ悪くはないのかなと思います。サーチャーが3なのはオーロットを考えたのもありますが、CL名古屋の時に4もいるかなと感じたからです。オーロット戦はギラティナとテテフのエナジードライブで戦います。オーロットには2回あたりましたが、すべて勝ちました。あ、観光めっちゃ楽しかったです。また行きたい。

JCS

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成績は予選1桁抜け。本戦ベスト32。完全にデッキシェアしました。こだわり鉢巻きはミラーで主に使います。相手のマッシブ―ンGXを2パンできるようにするためです。ネストボールはコルニでポケモンを2体持ってくるときに使います。これはめちゃくちゃ強かったです。ブロワー2枚は増えるであろうレックウザGXの闘魂のまわしをはぐためです。HP180はナックルインパクト+20で倒せるラインですね。必要なサポートを的確なタイミングで打つためにテテフは3枚です。先輩と後輩からのビーストリングが鬼のように強いです。ヤレユータンが不採用なのは、盤面にちゃんとエネが付いていればNされても勝てるのでプレイング次第でどうにでもなるとのことでした。

 

~当日のマッチング~

予選

ルガゾロ…勝ち

サナオクタン…勝ち

ルガゾロ…勝ち

ジュペッタギラティナ…勝ち

マッシルガン…勝ち

ゾロアークダストダス…勝ち

マッシルガン…勝ち

オンバーンダスト…勝ち

ゲロジュナ…負け

イワンコ(相手の事故)…勝ち

本戦

エーフィダスト…勝ち

ルガゾロ…負け 

 

~基本的な動き~

・GX→小マッシ→GX→GXの動きが基本

最初のGXが倒れるタイミングで小マッシをベンチに出しておく必要があります。かるいしを貼るという手もありますが、GXがやられた返しにビーストリングをサーチする場合、かるいしサーチに枠は使いづらいです。ところで、小マッシのところでビーストリングを打つことがマッシルガンの最強ムーブです。そのためには最初のGXが落ちるまで(約3ターン)には先輩と後輩を使う準備をしておくか、ビーストリングを手札に加えて置く必要があります。

・エネはバトル場マッシブーンに1枚、イワンコに1枚

最初のエネの貼り先はマッシブ―ンGXとイワンコにそれぞれ1枚ずつです。マッシは当然ジェットパンチのため、イワンコはデスローグの圧力をかけるためです。ちなみに、相手がイワンコ入りデッキの場合は、後攻でイワンコは出しません。

ミュウツーが見えたら3エネを付けない

こだわり鉢巻きでワンパンされないためです。ビーストリングと手張りでムキムキになりたいのはわかりますが、我慢しましょう。

・対ウルネクはルガルガンが鍵

イクリプスムーンGXを打たれた返しにこちらがサイドを取れないとほぼ負けです。勝つためにはGX技の返しのターンでブラッティアイを使ってベンチポケモンを呼び出し、デスローグGXで処理します。相手のネクロズマにはエネが付いていることになりますが、ルガルガンは弱点が草なので相手からはワンパンされません。

ダストダスにはグッズを絞る

当たり前ですが、グッズは絞りましょう。基本的にはコルニで展開し、プラターヌは使わないことでグッズがトラッシュに行くのを抑えます。仕方なしにグッズが落ちてしまったら、あきらめてグッズをバンバンつかってムキムキになりましょう。ちなみに予選ではダストダスに2回あたっていますが、すべて勝ちです。スレッジハンマーでダストを処理するのことがコツです。あとルガルガンで攻めると弱点を突かれずに済むので、デスローグの後もエネを貼って戦ってもらいます。

・ミラーは自分のサイドを奇数にする

小マッシの打点が下がります。ただし、奇数にするタイミングに注意してください。4→3だと相手にビーストリングを使わせるターンを増やしてしまいます。

イワンコは常に準備しておく

ルガルガンで呼び出して相手の種ポケモンを狩るのもこのデッキの一つの動きです。特に後に相手の展開の要となるゾロアや攻めの起点となるイワンコ、弱点を突いてくるヤブクロンを狩ることで有利を取れます。ダストダスをサブアタッカーに入れている大体のデッキはヤブクロンが3枚入っていて、1匹をジェットパンチで、(グッズの消費が激しくGXが倒された場合)進化した2匹目をスレッジハンマーで、3匹目をGXで倒すプランを取ります。そうなると相手は次のダストダスを立てることは非常に困難です(トラッシュにあるヤブクロンをベンチに並べながら一方でダストで攻めるにはかなりの手札が必要)。したがってGXでダストを倒しても次に出てくるのはお茶を濁すテテフかゾロアですからサイドレースでも不利を取ることはないのかなと考えています。間違っていたらごめんなさい。

オーロットにはエナジードライブ

 相手が次元の谷を貼ってくれるので、まずは1エネエナジードライブで攻めていきます。

~最後に~

今回の一番の反省点はメンタルが弱かったことです。予選のゲロジュナ戦では先行で相手がブン回りジュナイパーが2体立つのに対しこちらはテテフスタートの微妙な手札。それに加えて、上位卓ならではの観戦者。いやもう、完全にやられてしまいました。終始何も考えられず、最後は投了してしまいました(勝ち目が全くなかった)。本戦2回戦はルガゾロとの対戦でこちらが有利なマッチアップでしたが、相手のラティオスミュウツーの2枚に混乱してしまい(どちらか1枚なら事前に立ち回りを考えていました)、下手な動きをして負けました。今考えれば、前のマッシブ―ンGXにはジェットパンチ2回くらいで気絶してもらい小マッシにビーストリングを使うのが正解でした。

次に、これは大会中のことではないのですが、3人で練習すると言っておきながらなかなか練習に参加できなかったのは申し訳なかったです。プレイングや構築力も2人に劣る私ですが、来シーズンは他の2人の力になれるように積極的に参加しようと思っています。

応援してくれた皆さん、対戦してくれた人たち、そして何より一緒に練習してくれた友人、本当にありがとうございました。この思い出は一生の宝物です。これだからポケモンはやめらんないですね。次は9月の東京でお会いあしましょう。

 

ツイッターは鍵をかけていますが、フォローは全然通すので、もしこのブログをみて「あ、対戦した人だ!」とか「ポケカ練習しましょう!」なんて人がいてくれたらよろしくお願いします。友達を増やすためにポケモンしているようなものなので、すごく喜びます。

 

こんなセンスあふれることが言える後輩の所属する「めざめるパワー熊本」もよろしくお願いします。